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太陽光パネル再生、ネットで協力社探し 新見ソーラー

太陽光発電パネルの高効率リサイクル装置を開発した新見ソーラーカンパニー(岡山県新見市)は事業化へ提携先探しを本格化する。30日にオンラインセミナーを開催。廃棄パネルを熱分解し、ガラス片や銅線、太陽光電池のセル片などを抽出する工程をライブで実演し、参加企業に協力を呼びかける。

開発した太陽光パネルのリサイクルでは熱分解炉を活用する。装置に充満させた600度を超える水蒸気で、パネルを15~20分程度加熱する。接着剤とプラスチック材のバックシートは気化し、水蒸気とともに回収、水と有機物に分離する。ガラス片、銅線、セル片は残り、二酸化炭素を排出せずに処理が完了する。

これまで70%程度にとどまっていたリサイクル率は新方式で約95%まで高められるといい、9月に国内で特許を取得。中国での実用新案登録も済ませた。

環境省の推計では、太陽光発電システムは2030年代後半から年間50万~80万トン分が寿命を迎える。佐久本秀行社長は「装置を急ぎ製品化し、量産するために生産体制や資金面での協力企業を見つけたい」と話す。オンライン会合には約60社が参加予定だ。「太陽光パネルの分解だけでなく、再生できる流れもつくり、美しい地球を次代に残したい」という。

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