群馬・高崎市、ウクライナ新体操選手団への寄付受け付け

群馬県高崎市は、同市に避難して練習を続けているウクライナの新体操選手団を支援するため、個人や企業からの寄付の受け付けを26日から始めた。当面続けるという。
選手17人にスタッフなどを加えた合計29人の選手団は、ロシアの軍事侵攻による戦乱を避けるため18日から2月15日まで市内に滞在し、高崎アリーナなどで練習を続けている。集まった寄付の目録は2月15日の帰国時に選手団に手渡す予定。
市役所・支所のほか高崎芸術劇場、高崎アリーナなどに募金箱を設置する。企業や団体の寄付も募る。市のふるさと納税でも、2000円から返礼品なしで受け付ける。
富岡賢治市長は「戦乱に苦しむウクライナからの選手団を支援していただきたい」とコメントしている。高崎市は昨年10月にも3週間ほど同選手団の避難を受け入れた。