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松江市、アワビ陸上養殖技術 東京の企業・大学と連携

松江市はアワビの種苗生産や陸上養殖技術の確立へ向け、東京の企業や大学と連携する。取水する海水を大幅に減らす半循環式のシステムで、2022年度中の実用化を目指す。技術を地元養殖業者などにも普及させ、地域活性化につなげる。

技術交流に関する覚書を結んだのは青木あすなろ建設と玉川大学。両者は17年からアワビの陸上養殖の共同研究をしており、松江市は市が運営する鹿島・島根栽培漁業振興センターでアワビの種苗生産業務について20年から同建設に運営委託。卵からふ化させて3センチ程度の稚貝に育て、放流や養殖用に年間約40万個を生産している。

今回の覚書は玉川大学も加えて運営委託をさらに進化させるもので、循環装置やろ過装置などを組み合わせた海水の半循環式取水システムを研究する。同センターではこれまで水槽の水質汚濁を防ぐため、海から毎時300トンを取水し掛け流し方式でアワビを育てていた。同システムが完成すると、取水量を10分の1の毎時30トン程度に減らせる見込みで電気代を抑制できるという。

市では技術を確立し、企業や個人のアワビ養殖への新規参入にもつなげたい考え。上定昭仁市長は「1次産業の成功モデルを構築したい」と話している。

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