仙台のバレンタイン商戦、価格上昇も内容を工夫 - 日本経済新聞
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仙台のバレンタイン商戦、価格上昇も内容を工夫

仙台市の百貨店で2023年のバレンタイン商戦が本格的に始まった。チョコレートの原材料となるカカオ豆の輸入価格の上昇で、前年比5〜10%値上がりした商品が目立つ。売り場では割安な商品を仕入れたり、内容を入れ替えたりして消費者のニーズをとらえようとする動きが目立つ。

26日に特設売り場を設置した藤崎(仙台市)は69ブランド約700種の商品を用意した。宮城県塩釜市の醸造会社、佐浦の日本酒「浦霞(うらかすみ)」を配合した藤崎オリジナルのチョコや海外ブランドをそろえた。

商品は平均10%値上がりしているが、500円など手ごろな価格のものも用意し、消費者の節約志向に対応している。その場で飲食できるパフェやドリンクなどテークアウト商品を3年ぶりに販売する。

仙台三越(仙台市)はパリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を28日から開く。世界10カ国から100以上のブランドが集結する。輸入商品が多く、値上げ幅は平均5%ほど。担当者によると「単価の高いチョコを少なくしたり、個数を調整したりして上げ幅を抑えた商品もある」という。

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