広島・福山市、飲食業関係者などにワクチン接種優先枠
広島県福山市は25日、64歳以下への新型コロナウイルスワクチン接種について、飲食業や旅館・ホテル業など、緊急事態宣言で大きな影響を受けた業界の従業員などを優先枠の対象に含めると発表した。具体的には基礎疾患を持つ人や高齢者施設のスタッフなどの「優先接種」とほぼ同等の扱いが受けられる「早期接種」という枠を設け、飲食業、旅館・ホテル業、バス・タクシー業、消防団の4分野を対象にする。
消防団以外は市外からの来訪者との接触機会が多い人たちで、利用者を守るためにも重要だとしている。業界団体などを通じて接種枠を割り当てるという。予約や接種開始日は未定としている。