長野県信用組合が7.5%賃上げ　全職員対象に

長野県信用組合（長野市）は25日、全職員を対象とした賃金引き上げを実施すると発表した。平均賃上げ率はベースアップと定期昇給分を合わせて7.5%となる。初任給も引き上げ、大学卒は1万円増の22万円とする。ベアは2年連続で、職員のモチベーションの向上や、優秀な人材の確保につなげたい考えだ。

同日発表した2023年3月期の単独決算の速報値は、投資信託解約損益を除くコア業務純益が前の期比30%増の96億円となった。有価証券利息配当金が増加した。税引き利益は、株式等売却益が減少した影響で12%減の71億円だった。