広島のサッカー場、企業寄付18億円に 目標上回る
広島商工会議所の池田晃治会頭は25日の記者会見で、広島市でのサッカースタジアム建設をめぐり広島県内の経済4団体が3月まで募っていた企業からの寄付が18億円に達したことを明らかにした。目標としてきた10億円を大幅に上回った。
企業からの募集は中国経済連合会など経済4団体が広島商議所を窓口に2020年11月に開始し、3月末に締め切った。広島県内を中心とする443社(個人事業主を含む)から合計18億1404万円が集まったという。別枠でマツダが20億円、エディオンが30億円を寄付する方針を表明済みで、募集継続中の個人からの寄付が現在約3億5000万円に達する。合わせると71億円超が民間から調達できるという。池田会頭は「広島の方々の郷土愛の表れだ」と話した。
サンフレッチェ広島の本拠地となるサッカースタジアムは24年2月開業予定。総事業費は271億円で、自治体の負担と国からの補助、民間からの寄付でまかなう予定となっている。
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