横浜みなとみらい地区、21年の来街者2%増の6150万人
横浜市は25日、みなとみらい21地区の2021年の来街者が前年比2%増の6150万人だったと発表した。神奈川大学の新キャンパスやオフィスビルなどの開業が寄与した。ただ、新型コロナウイルス禍が起こる前の19年は8340万人で、外出自粛やテレワークの浸透で増加率は小幅にとどまった。
同地区の就業者数は7%増の12万5000人で過去最多となった。企業の拠点集約や雇用の回復が増加につながったという。
今後の見通しについて、同市は新型コロナの感染拡大が落ち着けば観光客は回復すると予測。24日に開業した横浜ゲートタワーには5月にいすゞ自動車の本社機能が移転予定で「コロナ前の水準に徐々に向かうとみている」(同市)。
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