/

深夜の都営新宿線で避難訓練 大規模停電リスクに備え

東京都交通局は25日未明、都営地下鉄が走行中に大規模な停電が発生したと想定する訓練を報道公開した。新宿線の西大島―大島(江東区)を車両が走行中に給電を一時停止させ、非常用の電力貯蔵設備から給電を再開して駅まで走行させた。実際の営業線を使用してのこうした訓練は初めて。

交通局は2020年、新宿線に電気を送る変電所に電力貯蔵設備を導入。電車がブレーキをかけた際に発生する回生電力を貯蔵し、停電時に非常用電源として活用する態勢を整えてきた。この日の訓練では給電が停止すると、車内は一部の照明を残し真っ暗に。スマートフォンなど電波を発する電子機器類も一時使えない状態になった。

変電所の電力貯蔵設備から供給が再開され、車内の照明は再び点灯して電子機器も復活した。車両は時速15キロメートルで走行を再開して大島駅ホームに到着し、乗客役の職員らが手動でホームドアを押し開けて地上へと避難した。

地震などの災害や電力需給の逼迫などで大規模な停電リスクは現実味を帯びている。電力貯蔵設備を活用した事例は今のところないといい、他路線への導入は今後の検証結果を踏まえて検討する構えだ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン