セブン、岡山産食材の調理シリーズ化 第2弾は千両ナス

セブン―イレブン・ジャパンは、岡山県産の食材を調理した食品をシリーズ化する。岡山市とJA岡山(同市)と組んで今年2月に投入した黄ニラを使う鶏だし雑炊に続き、第2弾として同市内などの特産「千両ナス」を使った麻婆(マーボー)ナス丼を24日発売した。夏場には県産のトマトを使った商品の投入を計画している。
同社では皮も柔らかく形崩れしにくい千両ナスと麻婆ソースを組み合わせ「食感のよい商品に仕上げた」(商品本部)。約400グラムで540円(税別)。岡山、鳥取両県と広島、島根の一部地域の約860店舗で4週間販売する。黄ニラの雑炊は3万食を販売したが、麻婆ナス丼では「それ以上売りたい」(同)という。
千両ナスは岡山市内を中心にJA岡山の農家75軒で生産、年間収穫量は1642トン(2021年度)。主に京阪神や首都圏向けで県内への出荷は1割未満で「地元で味を知ってもらいブランド化に弾みをつけたい」(JA岡山)という。
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