えちぜん鉄道社長に前勝山市長
えちぜん鉄道(福井市)は豊北景一社長が退任し、前勝山市長の山岸正裕会長(76)が社長に就任した。22日の株主総会と取締役会で決まった。山岸氏は02~04年に同社の初代社長で、2020年12月まで勝山市長を5期務めた。17年ぶりの社長再任となる。会長には福井市長の東村新一取締役が就任した。
同社の広報担当者は「コロナ禍や大雪の対応など、市町との連携を強固にするなかで、前勝山市長でえちぜん鉄道の経営にも明るい山岸氏が適任だった」と話す。
2020年度の乗客数は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、前年度比26%減の約265万人で、過去2番目に少ない水準だった。特に観光客などの落ち込みが大きかった。
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