山形の加茂水族館、クラゲ見て食べて 柔軟発想で集客
データで読む地域再生 東北
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公立動物園・水族館が東北地方でも地域の「観光の核」として再び集客力を取り戻してきた。クラゲに特化した加茂水族館(山形県鶴岡市)、動物を間近に観察できる大森山動物園(秋田市)など、柔軟でユニークな発想や入場者の視点に立った独自の取り組みが奏功し、新たなファン獲得につながっている。
新型コロナウイルス禍の影響を除くため、公益財団法人の日本動物園水族館協会(JAZA)のデータをもとに2019年度と10...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。