北信越企業、社員の不妊治療や子育てを支援 認定広がる
データで読む地域再生 信越・北陸
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不妊治療や子育て中の従業員を支援する企業は北信越でも増えている。男性の育児休業取得率などの基準を満たした国の認定企業数は2022年度末で、長野県が14社と北信越でトップ、全国でも5位だった。休暇取得を制度化したり、職場の啓発に励んだりと社員に寄り添う企業が目立つ。製造業や建設業の幅広い業種で取り組みが広がっている。
支援が手厚い企業を厚生労働省は「くるみん」の愛称で認定している。なかでも男性の育...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。