浦和競馬、「イチローズモルト」のコラボウイスキー

公営の浦和競馬を運営する埼玉県浦和競馬組合（さいたま市）は、クラフトウイスキー「イチローズモルト」を製造するベンチャーウイスキー（埼玉県秩父市）と共同でオリジナルのウイスキーを開発した。同組合は県内の食品メーカーや酒造会社と相次いでコラボ商品を開発しており、浦和競馬と地元の特産品の知名度アップを狙う。

新たに開発した「浦和競馬オリジナルイチローズモルト」は、米国産のバーボン樽で熟成させた香りに加え、ほのかな甘みと酸味が特徴。ラベルに競走馬の写真がプリントされているビンを計200本製造した。商品は浦和競馬の重賞レースの優勝関係者らに配布されるほか、計10回の重賞レースで毎回5本ずつ抽選販売する。

オリジナル商品は競馬場から近いJR南浦和駅や浦和駅周辺の一部飲食店でも限定販売する。同組合は「国内外で有名なウイスキーとのコラボで浦和競馬への関心も高めたい」と話している。