両備G、地方向けタクシー配車アプリ JVCケンウッドと

両備グループ(岡山市)は、JVCケンウッドと共同開発したタクシー配車アプリ「タクシードットカム」の運用を始めた。住民の高齢化や交通インフラの縮小が進む地方にあったアプリがコンセプト。基本的な配車機能から始め、今後はアプリからの買い物や掃除代行の注文、他社との共同配車をできるようにしていく。
リリースイベントに臨んだ両備Gの小嶋光信代表は「タクシー会社がお客様を知っていて、買い物や病院と生活シーンを支援する地方のニーズにあったアプリ」と話した。投資額は約3億円だという。
県内の岡山市、倉敷市、早島町で配車を始め、津山市も追加を予定する。アプリからの配車は、日本交通の「JapanTaxi」が利用できた従来は10数%だったが、5年で20%に引き上げるのが目標だ。
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