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静岡県議会、知事辞職勧告決議案を可決 参院補選発言で

静岡県議会は24日、自民、公明の2会派が提出した川勝平太知事の辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。川勝知事が参院静岡選挙区の補欠選挙の応援演説で御殿場市について「あちらはコシヒカリしかない」などと発言した責任を求めたものだ。一方、自民会派が表明していた、辞職の法的拘束力を伴う不信任決議案の提出は可決の見通しが立たず断念した。

川勝氏は10月に投開票された補選の応援演説で、応援候補の地元の浜松市と、対立候補が市長を務めた御殿場市を比べ「あちらはコシヒカリしかない。飯だけ食ってそれで農業だと思っている」などと発言。その後、発言について多数の苦情が県に寄せられた。

辞職勧告決議案は出席議員の過半数の賛成が必要で、可決しても辞職の法的拘束力はない。記名投票の採決の結果、出席議員66人のうち47人が賛成した。辞職勧告決議案の可決は静岡県政史上初という。

可決後、川勝知事は記者団の取材に応じ「御殿場市民、県民におわび申し上げたい」と陳謝した。辞職し県知事選に臨む考えがあるかについては「(新型コロナウイルスの)第6波が来るかもしれない時にそれはしてはならない」と続投を表明。年末の手当てを返還する意向を示した。

自民会派の自民改革会議は当初、出席議員の4分の3以上の賛成が必要で、辞職の法的拘束力を伴う不信任決議案を議会に提出する方針を表明していた。しかし、同会議の野崎正蔵代表は「最大限の努力をしたが可決をする見込みがなくなった。不信任案が否決となった場合、信任されたという解釈も通ってくると考えた」と述べ、過半数の賛成で可決する辞職勧告決議案を提出する方針に切り替えたことを明らかにした。

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