6政令市長選が告示 大阪はIR、札幌は五輪争点に
札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の6政令市長選が26日告示された。23日に告示された9道府県知事選、31日告示の41道府県議選、17政令市議選とともに統一地方選の前半戦として4月9日に投開票される。
知事選とのダブル選となった大阪は地域政党「大阪維新の会」が推す新人、維新に批判的な経済人らでつくる政治団体「アップデートおおさか」が支援する新人の事実上の一騎打ちになる見通しだ。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致計画や維新市政への評価が争点となる。
札幌は3選を目指す現職に新人2人が挑む。市が進める2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非や少子化対策が争点になりそうだ。相模原、広島も現職に新人が挑む構図。現職が出馬しなかった静岡と浜松は新人同士が対決する。
統一地方選の後半戦として、4月23日には市区町村長・議員選が投開票(一部は翌日開票)される。同じ日に衆参5つの補欠選挙の投開票も予定されている。
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