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広島・福山城への「城泊」、24年春開始へ

広島県福山市は大規模改修をした福山城を宿泊施設として活用する「城泊」を2024年春をめどに始める。23年度には宿泊を受け入れる事業者の選定を進める。築城400年を迎えた22年に大規模な改修を実施済みで、宿泊体験は今後の観光客誘致の目玉となる。

23年度予算案に事業化に向けて関連費用900万円を盛り込んだ。宿泊客を貸し切りで受け入れ、閉館後の天守内の博物館や国重要文化財の伏見櫓(やぐら)などを楽しんでもらう。月見櫓に宿泊する。

22年10月には外国人のアドバイザーを招いて宿泊の実証実験に行い、天守最上階で琴や尺八の生演奏と夜景を楽しんでもらった。23年度も実証実験をし、さらにコンテンツを詰める。

事業者は旅館業法の許可が必要になるが、現在城内にはない入浴設備が必須となるため、どうクリアするか検討しているという。

国内で宿泊できる城はすでに大洲城(愛媛県大洲市)と平戸城(長崎県平戸市)がある。大洲城の場合、1組2人の貸し切り、1泊2食付きで料金は110万円。城泊は観光庁も推進しており、丸亀城(香川県丸亀市)なども準備を進めている。

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