横浜市、ウオーキングのアプリで血圧管理

横浜市は25日、市の健康づくり事業「よこはまウォーキングポイント」で提供しているスマートフォン用アプリに血圧を管理できる機能を追加する。血圧計で測った値を入力できるようにして血圧測定の習慣化を促す。7月には通信機能付きの血圧計からデータを転送できるようにする。同事業は歩くと歩数に合わせてポイントがたまり、健康グッズなどが抽選であたる。
市は2020年12月、横浜市立大学やNTTグループとともに、継続的なウオーキングが高血圧抑制に効果があるとの分析結果を公表した。市の事業で3年間継続してウオーキングに取り組んだ60歳代は、事業に参加していない人より高血圧の新規発症者が12%少なかったとの結果を踏まえ、今回、血圧管理機能の追加を決めたという。
また、市はウオーキングと血圧測定に取り組む市内の事業者を募集する。登録した事業者には血圧計と通信専用のタブレット端末を無償で配備する。22年7月から24年6月末までウオーキングと血圧測定に取り組んでもらう。
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