千葉銀行など地銀3行、千葉県の奨学金制度に寄付

千葉銀行など千葉県の地銀3行は県が創設する奨学金制度に総額1800万円を寄付したと発表した。児童養護施設退所後に大学進学などを希望する人向けの返済不要の奨学金で、2024年度の進学者から給付する。
制度を運営する県社会福祉協議会が基金を設置。千葉銀行は1000万円、京葉銀行は500万円、千葉興業銀行が300万円をそれぞれ寄付した。
児童相談所が把握している進学希望者に案内を送り、書類を提出すると卒業まで1人当たり年間30万円の奨学金を受け取れる。県内では対象者が20〜30人ほどいるとみている。初年度は10人程度の枠を想定するが、寄付金や希望者の状況に応じて対応する。