ヌートバー選手ゆかりの埼玉県でも歓喜、WBC優勝で

野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で日本代表が14年ぶり3度目の優勝を果たした22日、ラーズ・ヌートバー選手など複数のゆかりの選手がいる埼玉県内でも歓喜の輪が広がった。同県東松山市内ではヌートバー選手の祖父母がパブリックビューイング(PV)での観戦に急きょ参加するなど、盛り上がりを見せた。
東松山市役所に隣接する市総合会館1階では同日朝から、WBC決勝をテレビで放映し、市民が視聴できるようにいすが並べられた。この日はヌートバー選手の祖父榎田達治さんと祖母の和子さんも同会館を訪れ、多くの市民とともに観戦した。会場には市民からヌートバー選手に向けた応援メッセージも掲げられた。
埼玉県内ではヌートバー選手のほか、同県所沢市に本拠地がある埼玉西武ライオンズの山川穂高選手や源田壮亮選手、越谷市出身の宇田川優希選手が代表として活躍した。大野元裕知事は同日の記者会見でWBC日本代表の優勝について触れ、「埼玉ゆかりの選手が活躍し、大変うれしい」と喜んだ。

日本代表「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝。大リーガー・大谷翔平や日本代表では初の日系人選手となるラーズ・ヌートバー、メジャーに挑戦する吉田正尚らが活躍。世界一を14年ぶりに奪還した選手たちの最新ニュースをお伝えします。