横浜市、高齢者施設の医療支援強化へ医師会などと連携
横浜市は新型コロナウイルスによる高齢者の重症化を予防するため、高齢者施設の医療支援を強化する。市医師会や市薬剤師会と連携し、コロナ対応可能な医療機関を確保できていない施設で診療を実施したり、薬を配送したりできる体制を整えた。
市は4月、高齢者施設で感染者が出た場合の往診の実施状況などについてアンケートを実施した。協力医療機関の医師などに往診・派遣要請が「できない」と回答した施設が約3割に達していたという。
市は高齢者施設で感染者が発生した際に医療機関とどう連携するか、具体的な手順などを示した手引も作成した。