SBI、大東銀行の全株式をHSホールディングスに売却
大東銀行は22日、筆頭株主がSBIホールディングスからHSホールディングスに代わる予定だと発表した。SBIから同行に対し、議決権ベースで19.5%分の保有株全てをHSに売却するとの報告があった。同行の鈴木孝雄社長は「新しい株主と十分にコミュニケーションをはかっていく」とのコメントを公表した。
HSの担当者は日本経済新聞の取材に対し「純投資目的の株式取得だ。今後の金融再編の動きを踏まえて投資した」と話した。
SBIは2020年5月、同行の株式約215万株を取得すると発表していた。出資目的は純投資としていた。
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