日立市、さくらまつり・ロードレース中止 3年連続
茨城県日立市は春のイベント「日立さくらまつり」と、市民ランナーが走る「日立さくらロードレース」の中止が決まったと発表した。ともに中止は3年連続。新型コロナウイルスの感染拡大が収束する兆しがみえず、安全確保を優先することを決めた。

さくらまつりは例年、平和通りなどで4月1日から2週間程度開かれる。同市を代表するイベントで2019年は63万人超が訪れた。桜並木の下を疾走するさくらロードレースは種目と出場者数を絞って4月3日に開催予定だった。コロナ禍前は1万7000~1万8000人前後の参加申し込みがあった。
小川春樹市長は「誠に残念。桜の木々の下、多くの方々が安心して笑顔で集うことができる日を取り戻せるよう努力する」とコメントした。