秋田の稲とアガベなど、まちづくり新会社 男鹿活性化
酒造りを中心に事業を手掛けるスタートアップ、稲とアガベ(秋田県男鹿市)は22日、まちづくり会社のNewLocal(ニューローカル、東京・中央)と共同で、男鹿市の地域活性化に取り組む新会社を設立した。酒造り、まちづくりでそれぞれ得意な事業領域を生かし、市全体の活性化に役立てる。
法人名は「男鹿まち企画」。本社は男鹿市内に置き、代表には稲とアガベの岡住修兵社長が就いた。資本金は100万円。男鹿まち企画は建築や不動産、エリア開発の企画から開発、運営まで手掛けるほか、まちづくりや食品関連事業の企画・運営を担う。
具体的には、市内の船川港湾労働者福祉会館をホテルにリノベーション(大規模改修)するほか、景色の美しい鵜ノ崎海岸のブランディング、耕作放棄地を活用した棚田の復田などを手掛けていく計画だ。
