住みたい街「横浜」6年連続首位 リクルート調べ
リクルートが22日発表した「SUUMO住みたい街ランキング2023首都圏版」によると、駅別のランキングで横浜が6年連続の首位となった。2位の吉祥寺、3位の大宮など上位4位までの順位は前年と同じだった。再開発が進み独身男性からの支持が高かった新宿が5位に浮上し、千葉県では流山おおたかの森が同県内トップとなった。

首位の横浜はほぼ全ての年代や性別などから人気を集めた。横浜駅周辺の商業施設の利便性に加え、みなとみらい21地区などの観光地のイメージ、新たな企業のオフィス集積などが評価され、近隣の桜木町(20位)やみなとみらい(26位)なども順位を上げた。

3位の大宮は20〜30代の評価が高く、東京都心部と同様の機能が駅周辺にコンパクトに集積しているのが特徴。前年から順位を下げた浦和(12位)は、再開発で活気が一時的に停滞したことなどが響いたとみられる。
一方、流山おおたかの森(16位)は船橋(18位)を上回り、千葉県内で初めてトップとなった。子育てに注力した街づくりや自治体サービスが支持され、子育て世帯などの評価が高かったという。
調査はインターネットで首都圏1都3県と茨城県の20〜49歳の1万人に実施し、住みたい街を駅別に調査した。
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