川崎市内の町工場など25社、共同受注の運用を開始

川崎市内の町工場など25社が連携し、オンラインでの共同受注のプラットフォーム「タカツクラフト」の運用を始めた。1社だけでは対応が難しい案件についても様々な得意技を持つ町工場が連携することで、受注につなげるのが狙い。
市の中小企業の連携による販路開拓のモデル事業として始めた。参加したのはナベセイ、東邦プラテック、大矢製作所、テック電子工業など高津区とその周辺の25社。それぞれ金属・樹脂加工、機械加工、金型部品加工、研磨加工、旋盤加工、精密機械部品の設計や製作、電子部品組み立てなどの技術を持ち、試作から対応する。デザイン会社も参加し、意匠を担当する。
第1弾として市内の食品加工業者からプラスチックパックの削減を目的にヘラシボリ加工技術を活用したキムチ専用の器を受注し、製品化した。
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