「にいがた酒の陣」、人数制限を緩和 23年3月開催

新潟県酒造協同組合などは22日、国内最大級の日本酒の試飲イベント「にいがた酒の陣」を2023年3月11、12日に開催すると発表した。10月に規模を縮小した代替イベントを実施したが、23年3月は人数制限を緩和し新型コロナ禍前と同じ朱鷺メッセで開催する。新たに指定席も設け、2日間で1万2000人の来場を見込む。
入場料は指定席チケットが5000円、指定席なしの立ち飲みチケットが3500円。1回3時間、1日2回の入れ替え制で、各回3000人の上限を設ける。80を超える蔵元が2日間通しで出展する見通しだ。
にいがた酒の陣の来場者数は19年に14万人を超えたが、新型コロナの感染拡大を受け3年連続で中止となった。22年10月には3000人の上限を設けた代替イベントを開催した。

斎藤俊太郎実行委員長は22日の記者会見で「新たに指定席を設けたので、ゆっくりと座って県産日本酒を味わってほしい」と述べた。感染拡大防止に加え、コロナ禍以前から会場の混雑が問題になっていたため、「今後の酒の陣は基本的に人数制限と時間制限を設けた形で開催していく」としている。
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