群馬県、脱炭素の官民コンソーシアムが発足

群馬県は、県内に拠点をもつ企業や大学など17団体が加わる「革新的環境イノベーションコンソーシアム」を立ち上げ、22日に発足式と1回目の会議を開いた。県が目標に掲げる2050年の温暖化ガス排出実質ゼロに向けて、官民共創により地域課題の解決やイノベーション創出に取り組む異業種交流の場とする。
県のほかに、金融機関2行(群馬銀行、東和銀行)、インフラ企業2社(東京ガスネットワーク、東京電力パワーグリッド)、大学3校(群馬大学、高崎経済大学、前橋工科大学)、製造業9社(IHI原動機、王子製鉄、OKI、信越化学工業、SUBARU、太陽誘電、田中貴金属工業、日本精工、明電舎)が参加している。
群馬県の須田恵理子グリーンイノベーション推進監は同日の会合で「グリーンイノベーションを推進することで、環境と経済が好循環になっていく持続可能な社会を目指していきたい」とあいさつした。