EMデバイス、東北大学に次世代EVリレーの開発拠点 - 日本経済新聞
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EMデバイス、東北大学に次世代EVリレーの開発拠点

電子部品メーカーのEMデバイス(宮城県白石市)は21日、東北大学の産学連携先端材料研究開発センター(仙台市)に新たな開発拠点を開設したと発表した。電気回路を制御する「リレー」と呼ぶ部品で、電気自動車(EV)時代に対応した次世代製品を開発する。産学による基盤技術の研究・開発により、2025年の量産を目指す。

同社はパワーウインドーなどのモーターを制御する超小型ツインリレーで世界有数のメーカーだ。22年3月期の連結売上高は157億円。今回、充電系や駆動系などの高電圧高電流に対応できる次世代製品の開発を目指す。山本知弘社長は「25年までに業界を変えるゲームチェンジャーになりうるEV用リレーとそのコア技術を生み出す」とした。

「NEXEMアドバンストテクノロジーセンター」には同社の開発部隊が常駐する。試験用の電源装置や試作のための環境を備え、製品の設計・試作・評価を一気通貫で行う。通電時の接触安定性などを解析、研究し、より軽量で高性能なEV用リレーの実用化を目指す。

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