群馬のバスに「ノルベ」、3月12日にICカード利用開始

群馬県のバス会社7社と同県バス事業協同組合は、導入するJR東日本の地域連携ICカード「ノルベ」のサービスを3月12日から始めると発表した。大都市圏に比べて県内の路線バスではICカードへの対応が遅れていたが「スイカ」など全国で相互利用可能な交通系ICカードを使えるようになる。
県内の前橋や高崎、渋川、太田の各エリアにおいて7社が運行する64路線(153台)に導入される。ノルベの地域独自サービスとして区間指定の定期券を発行できる。
今回、ノルベを導入する7社は群馬バス(高崎市)と上信電鉄(同)、日本中央交通(同)、日本中央バス(前橋市)、群馬中央バス(同)、永井運輸(同)、矢島タクシー(太田市)。
21年3月に日本中央交通を除く6社と協同組合がノルベ導入で合意したと発表していた。その後、日本中央交通が加わった。
カードの名称は群馬弁で「乗る」を意味する「のるべぇ」に由来している。