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茨城県、まん延防止を要請 飲食店には時短求める

茨城県の大井川和彦知事は21日、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請したと発表した。政府による専門家との協議を経て25日にも適用が決まり、27日に開始となる見通しで、期間は3週間程度を想定する。飲食店への時短要請や学校での対策などを求める。

対象地域は直近1週間で人口1万人あたりの新規陽性者数が1.5人以上の市町村で、21日時点では大子町、高萩市、潮来市を除く41の市町村が該当する。

21日の茨城県の1日あたり新規感染者数は595人。20日(476人)を119人上回り、3日連続で過去最多を更新した。1週間平均の新規感染者数は約364人。病床稼働数は21日時点で132人となっている。茨城県は2月上旬にも1日あたりの新規感染者が2000人を超えると試算しており「感染爆発で社会経済活動が止まりかねない」(大井川知事)との危機感から要請を決めた。

県の感染対策ツール「いばらきアマビエちゃん」に登録した店舗を対象にした飲食店への時短要請では、酒類提供の有無と閉店時間を選択制にし、協力金の額を変える。酒類を提供せず午後8時までで閉店とする場合と、酒類を提供し午後9時まで営業する場合を選べるようにし、協力した店舗には協力金をそれぞれ1日あたり3万~10万円か2万5千~3万円を支給する。

観光振興割の「いば旅あんしん割」も22日から新規予約の受付を停止。イベントの上限人数は感染防止安全対策を策定した場合、2万人までとする。ワクチンの2回接種などを条件に飲食やイベントの人数制限をなくす「ワクチン・検査パッケージ」は適応しない。県外との不要不急の往来も自粛を要請する。

20歳以下の感染者も多いため、学校での対策を従来より強化する。部活動の練習試合は県内で2チーム以内での開催とするほか、県内大会の延期または中止を求める。全国大会などにつながる場合は検査で全員の陰性を確認した場合のみ参加できる。重点措置区域への修学旅行なども延期または中止とする。

茨城県は従来、コロナ対策については県独自の指標「茨城コロナNext」を用いて判断してきた。21日時点では新規感染者数や病床稼働率から判断して「ステージ2」。まん延防止等重点措置の要請については2番目に厳しい水準の「ステージ3」に相当する場合に判断するとしていたが、「医療資源は第5波までと比べると余裕があるが、社会活動の継続を目的に早めに判断した」(大井川知事)として申請に踏み切った。

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