広島市、図柄入りナンバープレート カープなど4案公表

広島市は21日、自動車に付けるナンバープレートで、「広島ナンバー」の地域を対象にした図柄入りプレートのデザイン案4種を公表した。プロ野球広島カープやサッカーJ1のサンフレッチェ広島などのスポーツチーム、原爆ドームや厳島神社、モミジやカキなどをあしらった。24日から11月14日まで人気投票を受け付け、デザインを1案に絞って国に諮る。
アンケートの対象は広島市や呉市など広島ナンバーが交付される地域で暮らす人や仕事などで広島ナンバーの取得が可能な人。オンラインや郵送、ファクスで投票を受け付ける。結果をもとに絞った1案を国に提出し、有識者の審査会を経て2023年7月ごろに正式決定の見通し。実際の交付は同年10月ごろになりそうだ。
地域の名産品や景勝地などの図柄が入ったナンバープレートは18年から交付が始まった。広島県内ではすでに福山ナンバーの地域で広島カープをデザインしたナンバープレートが導入されている。