めんたいパーク、群馬県甘楽町に開業 製造過程を身近に
辛子めんたいこメーカーのかねふく(福岡市)のグループ会社、かねふくめんたいパーク(愛知県常滑市)は21日、めんたいこの工場見学などができる施設「めんたいパーク群馬」を群馬県甘楽町に開業した。めんたいパークは全国で6カ所目。

建物は2階建て。めんたいこを1日600~700キログラム生産できる工場をガラス越しに見学できる。できたてのめんたいこや、めんたいこを使った商品の直売コーナー、フードコーナーを設置。2階には子どもが遊べる遊具や休憩スペースも設けた。

パート従業員は地元から60人程度採用し、今後70人にまで増やす見通し。年間の来場者は100万人を見込む。同パークの今池宏充店長は「首都圏からの交通アクセスがよく、(開業場所の)周辺には富岡製糸場(富岡市)やこんにゃくパーク(甘楽町)といった観光施設もあり、多くの集客が見込める」と話した。
同日、オープン式典が開かれた。甘楽町の茂原荘一町長は「地元の方を雇用していただき、観光拠点としても町の経済効果につながる」とあいさつした。
