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埼玉県でも職場接種本格化 銀行や大学など

武蔵野銀行本部内に設けられたワクチンの職場接種会場(21日、さいたま市)

新型コロナウイルスワクチンの職場接種が21日、埼玉県内の企業や大学でも本格的に始まった。7月末までの完了を目指す高齢者接種と並行する形で、より行動範囲の広い若い世代への集団接種が可能なことから、感染拡大防止への期待は高い。

武蔵野銀行は21日から従業員と家族に新型コロナワクチンの職場接種を始めた。7月1日までの9日間、希望する計4300人に1回目の接種を終える計画だ。

初日の21日は午前9時から開始し、営業店の行員を中心に約470人が本部の会議室で接種した。県内の医師1人が問診し、看護師2人が接種する体制で、1時間あたり80〜90人への接種が可能という。

対象は全営業店と本部、グループ会社の従業員と家族。各支店の従業員は日程をずらして接種する。この日接種を受けたさいたま新都心出張所の野本千恵子出張所長(45)は「銀行には高齢のお客さまもいらっしゃる。従業員が接種したことで安心感を持って足を運んでもらえる」と話した。

ワクチン接種を受ける東京国際大の学生ら(21日、埼玉県川越市の同大学第1キャンパス)

東京国際大(埼玉県川越市)は同日、学生や教職員ら約7千人を対象にした職場接種を同市内の第1キャンパスで開始。県内の大学で職場接種に取り組むのは同大学が初めてで、25日までに希望者の1回目の接種を終える予定。21日は午前9時半から、接種会場に多くの学生らが受け付けに並んだ。

同大学の医師免許を持つ教員や産業医、地域の医療機関などの協力を得て打ち手の医師や看護師を確保した。同大学の倉田信靖理事長・総長は「昨年来オンライン授業を実施してきたが、教育はやはり対面でやるのがベスト。学生らに集団免疫をつくることで、地域にも貢献したい」と語る。

実際に接種を受けた同大学商学部3年の女子学生(20)は「高齢者への接種が優先される中、こうして学生が接種できるのはありがたい。両親にも相談してすぐに接種を決めた。早く大学の友人と一緒に過ごせるような生活を取り戻したい」と話した。

県内ではこのほか、西武ホールディングスが7月上旬から、西武鉄道などグループ会社の社員ら約9千人を対象にした職場接種を所沢市内で実施。米コカ・コーラ社製品の製造・販売を手掛けるコカ・コーラボトラーズジャパン(東京)の埼玉県桶川市の拠点や、イオンレイクタウン(越谷市)などでも職場接種を実施する。

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