登山計画、スマホで提 出 ヤマップと神奈川県警が協定
神奈川県内の山に登る際、登山計画書をスマートフォンのアプリで提出できるようになった。登山アプリ「YAMAP」を運営するヤマップ(福岡市)と神奈川県警が協定を結んだ。利用者が登山計画書をアプリ内で作成して提出すると、情報が県警と共有され、県警は正式に受理する。
アプリでは、予定している登山ルートやスケジュールなどを書き込んだ登山計画書を作成できる。提出ボタンを押すだけで県警に届け出ができる。県警は山岳遭難時の迅速な救助活動につなげる。同社はアプリの利便性を高め、利用者拡大にもつなげたい考えだ。
ヤマップは同様の協定を長野県・長野県警と、群馬県警とも結んでいる。
登山届はこれまで紙の書類などを登山ポストに入れたり、警察の窓口に郵送したりして提出することが多く、提出しない人もいる。