栃木県、脱炭素推進へバイオプラなど県内2社製品を認定

栃木県は、県内の中小企業2社がつくる製品を「とちぎカーボンニュートラルGoods」に認定し、発表した。脱炭素化に貢献する県発祥の画期的な製品として、県民への周知を図る。県の内部部局にも導入を促し、販路拡大を後押しする。
サンプラスチック(那須塩原市)のバイオマスプラスチック素材「おからバイオマスプラスチックフィルム」と、幕壱(矢板市)の省エネ印刷技術「とことんエコなバナー」の2つを認定した。認定制度は2022年度から始まり、今回が初の認定となる。
今後、展示会への出展や電子チラシを通じて認知度向上を図る。また県の内部部局に対し、資材を購入する際に、通常の一般競争入札ではなく、特例的に随意契約でこれら2社製品を調達できるようにし、導入しやすい環境を整える。