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四国の発展見据えた明治の鉄道 香川県が特別展で紹介

明治から昭和にかけて香川県の近代化に大きな役割を果たした街「多度津」(現在の多度津町)の歴史を紹介する特別展「多度津ものがたり」が11月23日まで、香川県立ミュージアム(高松市)で開催されている。

1889年(明治22年)に県内で初めて開通した鉄道の建設経緯を知ることができる文書が展示されている。また発電所、銀行の誕生、多度津港の改修といった当時の産業の状況を資料を通じて知ることができる。多度津の発展を支えた資産家も紹介され、繁栄ぶりをうかがうことができる。

特に注目されるのは「讃岐鉄道」に関する資料。丸亀―多度津―琴平間を行き来し、金刀比羅宮の参拝客でにぎわった鉄道で、特別展では建設に尽力した地元政治家の大久保諶之丞(じんのじょう)の「開通式祝辞(草稿)」を展示している。朱書きが一面に入っており、熟考した跡が分かる。

その祝辞には四国各地をつなぐ路線構想や、瀬戸内海の島々を橋台にして山陽鉄道に架橋することも提案している。本州四国連絡橋など後世に実現していることから先見性が分かるという。また当時の食堂車案内とメニュー、香川県の名所案内などの資料も展示されており、明治期の鉄道観光旅行の様子も知ることができる。

特別展に合わせて多度津町でも企画展やスタンプラリーなどのイベントが企画されている。

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