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埼玉県立大学、大学院定員大幅拡充 「学び直し」に対応

埼玉県立大学(埼玉県越谷市)は20日、2025年度から大学院の定員を大幅に拡充し、学部と大学院を結ぶ一貫教育コースを創設するなどの再編計画を発表した。少子化によって将来大学進学者数が減ることを踏まえ、看護師や研究者などの専門人材教育を強化するとともに、自治体や医療機関などからの「学び直し」ニーズの高まりに応える狙いがある。

大学によると、大学院保健医療福祉学研究科・博士前期課程(原則2年)の定員を現在の20人から38人とほぼ倍増させ、博士後期課程(同3年)の定員も6人から8人程度に拡充する。これまで大学院の試験を専修に関係なく一括で実施していたが、看護学専修、リハビリテーション学専修、健康福祉科学専修ごとに実施し、より専門人材が育成できる体制にする。自治体職員や医療関係者など、保健医療分野の仕事に関係する社会人を多数受け入れることも想定する。

学部と大学院博士前期課程の一貫教育コースも創設する。学部で優秀な学生は4年生の時から〝飛び級〟のような形で大学院科目を履修できるようにする。博士前期課程と同後期課程の一貫教育コースも設ける。同大学の伊藤善典副学長は「県内には保健医療分野の大学院が少ない。大学院を拡充し、県内で活躍する専門人材を増やしたい」と述べた。

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