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山梨交通、災害時にEVバスで電力供給 山梨県と協定

山梨交通は20日、電気自動車(EV)のバス2台を導入し、運行を始めた。甲府駅南口のバスターミナルで運行開始式を開いた。山梨交通は災害発生時にEVバスを避難所や官公庁に派遣し、非常用電源として電力供給することに関し、山梨県と同日付で連携協定を締結した。

山梨交通が導入したEVバスは中国社が日本仕様で設計し、100ボルトの電源を搭載した。すべての座席にUSB電源も備えている。バッテリーの総電力量は1台当たり296キロワット時で、県防災危機管理課によると、一般的な130~150人規模の避難所(1日の電力使用量40キロワット時)で約1週間の電力供給を賄えるという。

山梨交通の雨宮正英社長は「EVバスはエネルギー効率が非常に良く、下り坂ではモーターが発電機になり電力を蓄えて平地走行に利用できる。直接的に二酸化炭素を出さないので、(国連が掲げる)SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献できる」と述べた。

山梨県の渡辺和彦副知事は「EVバスの導入は2050年の(温暖化ガス排出を実質ゼロにする)カーボンニュートラル実現と電力供給体制を強固にすることに大いに貢献する」と話した。

山梨交通は2台のEVバスを週末には甲府市の昇仙峡方面で、平日は市中で走らせるといい、「今後、台数を増やしていきたい」(同社)としている。

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