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新潟知事、政府に苦言 佐渡金山の世界遺産推薦対応巡り

新潟県の花角英世知事は19日の記者会見で、「佐渡島の金山」(佐渡市)の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を巡り、政府は「通例通り推薦すべきだ」との考えを改めて示した。そのうえで「総合的に検討中」としている政府に対し「徴用工の議論は世界遺産の価値とは関係のない話だ。そこはしっかり理解していただきたい」と強調した。

推薦書提出期限が2月1日に迫る。花角知事は「いったい何を検討しているのか。はっきり説明してもらいたい」と苦言を呈した。花角知事や佐渡市の渡辺竜五市長らは7日、答申通りの速やかな国内推薦決定を求め、末松信介文科相に要望書を提出している。

文化審議会は2021年末、21年度の国内推薦候補に選定するよう答申したが、文化庁は「推薦の決定ではない」と異例の言及をした。花角知事は「韓国が戦時中の徴用工の扱いなどで不適当だとしていることが総合的検討のなかの大きな要素であるならば、ユネスコのなかできちんと、事実に基づいて議論を行えば良い」とも言及した。花角知事が、徴用工の問題に踏み込んで政府に対応を求めたのは答申後、初めて。

花角知事は、佐渡金山の遺産としての価値は、江戸時代の鎖国下で発達した独自の伝統的手工業にある点を改めて指摘した。佐渡金山を巡っては、戦時中に朝鮮半島出身者が過酷な労働に従事したとして、推薦をけん制する報道が韓国メディアから出ている。韓国では3月に大統領選を控える。

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