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釜山とコンテナ船航路 敦賀港、週2便で取扱量回復期待

敦賀港(福井県敦賀市)と韓国・釜山港を結ぶ新たな定期コンテナ航路が開設され、24日に第1便が敦賀港へ入港した。同港の国際コンテナ船は2020年に週3便から1便に減っており、外国貿易のコンテナ取扱量も減少傾向にある。福井県は新規就航により同港の活性化を目指す。

敦賀港でコンテナを降ろす高麗海運の第1便(24日、福井県敦賀市)

新規航路は韓国の高麗海運が開設した。釜山を木曜に出港し、境港(鳥取県)と金沢を経て敦賀には日曜に寄港。釜山に火曜に入る。総トン数3996トン、積載量342TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)のコンテナ船を使う。

第1便は同日、敦賀港鞠山南地区に入港した。23日到着予定だったが、前の寄港地での強風により1日延ばした。歓迎式で同港代理店、敦賀海陸運輸(同市)の有馬茂人社長は「高麗海運はアジア航路などネットワークが充実している。就航により荷主の可能性が広がる」とあいさつした。

同港の国際コンテナ船は、海運会社の合併や国際的な運賃高騰による他航路への配船などで20年に2便減少し、水曜寄港の1便のみだった。新規就航で国際コンテナ航路全体ではコンテナ船2便、貨物トレーラーの荷台部分だけ積んで運ぶRORO船2便の体制になる。4便とも国際ハブ港である釜山便だ。

敦賀港の国際コンテナ取扱量は減少傾向にある。20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり1万9500TEUと2万TEUを下回った。福井県は21年度、輸出入コンテナ貨物助成制度の適用要件を緩和するなど荷主・物流事業者への支援を拡充。県内企業を中心に同港の利用拡大を目指す。

県企業誘致課は「日曜寄港による利便性向上をアピールし、滋賀や岐阜などの企業にも利用を働きかける。取扱量を年2万5000TEUまでもっていきたい」としている。

(佐藤栄基)

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