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鉄道神社、ご神体は引退車両 茨城の阿字ケ浦駅に完成

茨城県ひたちなか市の第三セクター鉄道、ひたちなか海浜鉄道の湊線の阿字ケ浦駅に引退車両をご神体とする鉄道神社が完成した。1962年に製造され、2015年まで無事故で運行したキハ222の気動車を観光に活用する。車両のそばにはレールでつくった鳥居を建立した。

キハ222気動車の車内で神事が催された(茨城県ひたちなか市の阿字ケ浦駅、19日)

「ひたちなか開運鉄道神社」は市民団体の「三鉄ものがたり実行委員会」がインターネットで資金を募るクラウドファンディングで目標を上回る約460万円を集めて建立した。19日には車両内で同社の吉田千秋社長ら関係者を集めて神事を執り行った。

レールでつくった鳥居も建立した(阿字ケ浦駅、19日)

ご神体のキハ222はかつて北海道の羽幌炭鉱鉄道で運行。廃線で71年から湊線に移り、引退後は阿字ケ浦駅で保管されていた。実行委が中心となって4月上旬に車両の塗装をはがす「すす払い」を開き、クリーム色の新しい外観に塗り直していた。

実行委の佐藤久彰代表は「コロナ禍で完成は遅れたがうれしい。沿線の活性化に生かしたい」と話した。20日に湊線の那珂湊駅で記念のお守りとお札の販売を始めた。今後は同駅にも鳥居を建立して拝殿とし、阿字ケ浦駅との間の鉄路を参道と見立てて沿線を盛り上げる構想もあるという。

阿字ケ浦駅近くでは同市名産の干し芋をまつり、黄金色の鳥居を多数配した「ほしいも神社」が19年秋に建立された。資金負担など課題は多いが、同駅から国営ひたち海浜公園西口付近まで延伸する計画が国土交通省の許可を受けている。

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