訪日客や国内客、どう呼ぶ静岡 観光新潮流まとめ読み - 日本経済新聞
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訪日客や国内客、どう呼ぶ静岡 観光新潮流まとめ読み

静岡県に観光客を呼び込もうと、既存の枠組みや概念にとらわれない取り組みが出てきています。国の観光振興策「全国旅行支援」が始まり、水際対策も緩和。静岡空港は2月からまずチャーター便で国際線を再開し、訪日外国人(インバウンド)の受け入れが本格化します。ウィズコロナの時代、いかにして中期的に安定した集客へとつなげていくか。連載「観光新潮流」で県内の地域、官民の動きを追いました。

SNSでアジア10億人を開拓 大井川流域

静岡県中部、大井川流域を走る大井川鉄道がSNS(交流サイト)を通じて中国などアジア市場を直接開拓しています。近隣の静岡空港や民間事業者、自治体とも連携して流域を面として売り込み、周遊を促す取り組みは実を結ぶでしょうか。

芸術祭や高級リゾートでアートの街に 熱海

文化人らの保養地・別荘地として栄えた熱海市がいま「アートの街」として存在感を高めています。若手アーティスト向けの創作空間や創作活動を支える富裕層らの滞在施設の整備が進み、街を会場に見立てた芸術祭には大手企業の注目も集まります。

レジャー体験で誘客 御殿場プレミアム・アウトレット

首都圏からも集客する有力商業施設、御殿場プレミアム・アウトレットがレジャー性の強い体験に力を入れています。新型コロナウイルス禍で電子商取引(EC)利用が増えたこともあり、ヘリコプター遊覧飛行などでリアルならではの魅力を訴求します。

山上や廃校跡に非日常の魅力 グランピング

豪華なキャンプ「グランピング」をテーマにした宿泊施設が増えています。コロナ禍でも密を避けられるアウトドアレジャーとして需要が見込め、設備投資も抑えられるためです。身近な山などの自然、廃校跡に眠る非日常性の魅力を引き出しています。

港町や商店街をまるごとホテルに リノベーション

空き家や空き店舗を宿泊施設にリノベーションし、まちをまるごとホテルのように見立てる取り組みが広がっています。遊休不動産を利活用でき、飲食などから地域での体験や消費につなげられます。二拠点居住や移住のきっかけになるかもしれません。

愛犬と宿泊や食事、「犬旅」はいかが 浜名湖周辺

ペットの犬の飼育頭数が全国でも有数の浜松市で、犬をお供に連れての観光が広がりつつあります。愛犬と一緒に泊まれるリゾートホテルや、食材にこだわった犬向けメニューを出す飲食店などが開業し、浜名湖周辺で犬と楽しめるレジャーも多いです。

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