日本ホテル、羽田空港近接地に新施設 23年秋開業へ

首都圏を中心にホテルを展開する日本ホテル(東京・豊島)は18日、「ホテルメトロポリタン 羽田」を複合エリアの羽田イノベーションシティ(東京・大田)に、2023年秋に開業すると発表した。インバウンド(訪日外国人)の増加も見込み、国内外からのビジネス客や観光客の需要を取り込む。
同シティ内に建設中の10階建ての建物のうち、5~10階をホテルとして運営する。部屋数は、ツインとダブルの計237室。ジムや屋上展望デッキなども備える。客室の窓際には空港の景色を楽しめるカウンターを設け、立地環境を生かした空間を演出する。
同シティは、京浜急行電鉄と東京モノレールの天空橋駅に直結し、羽田空港第3ターミナルに近接している。国内外からのアクセスの良さを生かし、集客につなげる。