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トンガ海底噴火の発生音キャッチ 高知工科大のセンサー

津波や地震など災害時に発生する独特の音をセンサーで感知・解析する高知工科大学の山本真行教授の研究グループは18日、南太平洋のトンガ沖で起きた海底火山の噴火が発生したときの音をセンサーで感知したことを明らかにした。噴火で生じた津波によるものとみられる振動音もとらえている。今後、音のメカニズムを解明し防災の一助にする。

山本教授らは災害をもたらすような振動を伴う大規模な津波や地震で発生し、ヒトには聞こえない「インフラサウンド(超低周波音)」を独自に開発したセンサーで感知し研究する。

日本時間で海底噴火が発生した15日午後1時すぎから約8時間後、高知県を中心に全国の太平洋岸25カ所に1基ずつ設置したセンサーが一斉に噴火の空気振動によるインフラサウンドを感知した。いずれのセンサーの振動の波形データも同10時すぎまで大きく振幅した。振幅のリズムは各所、ほぼ同じだった。

同11時30分からは噴火で発生した津波と思われる海面の空気振動のインフラサウンドをキャッチ。その約2時間後にはトンガから8千キロほど離れた日本の太平洋岸で潮位変化を確認した。噴火、海面いずれの振動も大気の成層圏を通ってきたものとみられる。

18日現在、各地のセンサーは「平時モード」に戻りつつあるという。山本教授は一連のデータを論文として公表し、将来の災害予知につなげたいとしている。

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