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埼玉に「Nゲージパーク」 鉄道模型展示、24年完成予定

埼玉県鶴ケ島市は2022年度から、鉄道模型メーカー大手の関水金属(東京)と共同で官民連携の交流拠点「Nゲージとガーデンパーク(仮)」の整備に着手する。同社が建設を進めている新工場と隣接する市の児童公園を一体的に整備し、小型機関車の展示や走行スペース、鉄道模型の展示施設などを設ける方針で、24年5月ごろの完成を予定する。

市によると、関水金属の新工場や倉庫を建設している約3万2千平方メートル、市立鶴ケ丘児童公園の約2400平方メートルの敷地を一体整備する。公園の整備費用は約1億5千万円。

敷地内に同社が保有する本物の小型機関車が走行できる線路を設けてイベントなどの際に走行させるほか、機関庫を新設して機関車を常時展示。同社の鉄道模型を展示する施設を設け、住民が周遊しやすいような歩道や自然環境も整備する。

関水金属は1981年に鶴ケ島市内に工場を開設して「KATO(カトー)」ブランドで知られる鉄道模型を製造。今回の交流拠点計画は市内2カ所目の工場建設を決めたことを受け、市とともに進めてきた。

同社は市のふるさと納税の返礼品としても鉄道模型を提供しており、全国の鉄道ファンからの人気も高い。市の担当者は「鉄道や鉄道模型は全国にファン、マニアが多数いる。多くの人に来てもらえる拠点を目指したい」としている。

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