越前焼に新境地、極薄の杯・ビアマグ… 司辻健司さん
拓き人 福井から
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平安時代末期から850年の歴史を持ち、瀬戸焼や備前焼などとともに日本六古窯の越前焼。福井県越前町産の土の特性を生かし、薄作りの新境地を開いたのが「光窯 司辻(かさつじ)陶房」(同町)の司辻健司(48)だ。杯などの酒器やビールのマグカップ、越前漆器とコラボレーションした時計など、極薄の陶器の可能性を追求する。
薄作りは、福井県工業技術センター(福井市)が2007年に開発した越前焼の新たな土が発端と...
拓き人 福井から
平安時代末期から850年の歴史を持ち、瀬戸焼や備前焼などとともに日本六古窯の越前焼。福井県越前町産の土の特性を生かし、薄作りの新境地を開いたのが「光窯 司辻(かさつじ)陶房」(同町)の司辻健司(48)だ。杯などの酒器やビールのマグカップ、越前漆器とコラボレーションした時計など、極薄の陶器の可能性を追求する。
薄作りは、福井県工業技術センター(福井市)が2007年に開発した越前焼の新たな土が発端と...