コロナで値上げ不可避に あいの風とやま鉄道日吉社長
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人口減に電気代の高騰などが重なり、地方鉄道の経営は厳しい状況が続いている。富山県の第三セクター、あいの風とやま鉄道(富山市)は4月に運賃を引き上げる予定だ。日吉敏幸社長に現状や見通しを聞いた。
――足元の利用状況を教えてください。
「2022年4〜12月の通勤・通学定期の収入は、新型コロナウイルス禍前である19年同期間の9割まで戻った。一方で定期外での利用は8割にとどまっている。コロナ禍前は北陸...
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