松山三越、次期社長に山上氏 4月1日付

三越伊勢丹ホールディングス(HD)傘下の松山三越(松山市)は18日までに、山上敦氏(57)が4月1日付で社長に就く人事を内定した。山上氏は現在、三越伊勢丹HDのMD統括部クロージング&アクセサリーⅠグループマーチャンダイジング部長を務める。
現社長の浅田徹氏(58)は2018年に松山三越の社長に就任し、21年に実施した30年ぶりの大規模改装の陣頭指揮をとった。21年3月期まで11期連続で赤字が続いた同社は23年3月期に黒字化する目標を掲げる。新社長に就く山上氏には浅田氏が描いた成長戦略を軌道に乗せるかじ取りが求められる。
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